バスの降車確認方法
静岡県で痛ましい園児バス置き去り事件が起きました。
これを受け、各関係機関より園にもマニュアルの見直しや改訂の依頼、注意喚起がきており、日頃の確認事項やマニュアルを見直しているところです。
保護者の皆様におかれましても、普段園がどのようにバスの降車などを行っているか、ご心配いただいていることと思います。
今後、各関係機関より指導等がある可能性もあり、対応も変わっていくことと思いますが、今回は、今現在の園の確認方法をお伝えしていきます。
発車前の確認は、運転士さんの呼気検査から始まります。
アルコールチェッカーの数値は0ですね。
その後バスの点検をします。
添乗する保育者が、バスキャッチ(ITシステム)でバス利用の園児を確認し、欠席などを運転士さんに伝えます。
バスが到着しました!
運転士さんと乗車人数を確認後、子どもの人数を数えながら降車します。
その後は、添乗した保育者が登園管理システムを使い、子どもたちの顔を確認しながら点呼をします。
「はい!」と上手に返事ができましたね。
子ども達降車後、バスの運転士さんは、消毒をしながら車内の確認をします。
添乗した保育者も、子どもたちをクラスまで送った後バスに戻り確認。
忘れ物や子どもの置き去りがないか、座席の下までチェックするようにしました。
更に、もしもの時の為に窓を1か所開けておくことにしました。
10時には各クラス、担任が出席確認をします。
連絡なく欠席や遅刻しているご家庭には、確認の連絡をします。
10時10分頃から、担任以外の保育者も各クラスをまわり出席確認をすることにしました!
チェック体制を強化しようと、現在は確認方法をテスト中です。
担任以外の保育者が、登園管理システムを使い園児の欠席・登園・所在確認を行います。
一人ひとり子どもの顔を確認しながら人数を数えます!
担任の出席簿との相違点がないかもチェック!
担任と出席簿、他の保育者とシステム、園児の顔を見ながらの確認と、
紙・システム・人での確認をするようにしています。
子ども達も関心を持っているようで「先生!〇〇ちゃんいないけどお休みなの?」「今日はバスに〇人乗ってるね!」「クラクションてどこにあるの!?」と、自分達で自分の生活を安全にしていこうという高い意識が見られます。
私達も子どもたちの安全の為、また何より大切な子ども達の命を守る為、気を引き締めて取り組んでいきたいと思います。