梅雨だ~いすき☔
6月は雨の多い季節。なかなか外での活動が出来ませんが、梅雨には梅雨にしかできない楽しいことも💡「雨の日ってありはどこにいるのかな?」「かたつむりはいるのかな?」と雨の日の秘密を探しに『雨の日探検』をすることにしました☂6月の月刊絵本の中に雨の日のお話や傘の使い方について載っていました。★傘を振り回さない★人に向けて開かない★下に向けて持つなど、傘の持ち方、使い方のお勉強をしてから探検に出発!
準備していただいた雨具を嬉しそうに身に着けて、ウキウキ🎵傘に落ちる雨の音を聞いて「ぽたぽた」「ざーざー」と雨の強さを感じたり、雨の音を楽しんだり、水たまりに入って水たまりの深さ比べをしたり、雨の日の発見を楽しんでいました。葉っぱから落ちてくる雫に気づき、「トトロみたい!」という発言があり、みんなでジャンプしてトトロごっこもしました♪雨の日は、いつもより視界が悪くなったり、雨の音で聞こえにくいことにも気が付き、雨の日の安全についても考えるきっかけとなりました。
園庭でお散歩しているかたつむりも発見した子ども達。初めて見る子もいて大喜びで観察していました。「年少さんと年中さんにも見せてあげたい!」と言い、捕まえてクラスで飼うことに。保育室に戻り「命を大切にするということ」「責任を持って大事に育てるということ」を子どもたちと話し、それぞれのクラスで飼うことが決まりました。図鑑で何を食べるか調べたり、どんな環境が良いか考えたり、友達同士で相談し合っていました。お家でかたつむりについて調べて紙に描いてきてくれたり、エサを持ってきてくれたり、子どもたちのまっすぐな想いに感心しました。「食べたものと同じ色のうんちをするよ」「卵の殻を食べて背中のおうちを強くするよ」と様々な発見があったようです。名前も付けて大事に大事に育てていました。
ある日、うみ組のかたつむりが1匹お星さまになってしまいました。お墓を作ってあげることになったのですが、もう1匹のかたつむりをどうするかクラスで考えました。「このまま飼いたい続けたい子」「逃がしてあげたい子」色々な意見が出て、時にはぶつかることもありました。でも1人1人の意見や気持ちを共有し合い、よく考えた結果「弱ってしまう前に逃がしてあげる」ということになりました。お別れする時には涙を見せることもありましたがちゃんとお別れできたようです。色々な意見が出ましたが、子どもたちの様子を見ていると、本当に1人1人がかつむりのことを大切に思い、真剣に考えているということが伝わってきて、子どもたちの心の成長に感動しました。
これからも色々なことに触れ、感じ、友達と意見を交換しながら学んでいって欲しいと思います。雨の日探検へご協力いただき、本当にありがとうございました。