2歳児ひよこ組 しっぽ取りゲームをしました!
おしりにしっぽとなる縄跳びをぶら下げて取られないように走るしっぽ取りゲームに挑戦した子どもたち。
縄跳びをおしりにつけて「しっぽがついたよ!」と見せると「先生、にゃんにゃんになったの?僕もやりたい!」と興味津々。つけてあげると「ほら!ネコちゃん♪」「見て見て!ウサギだよ!」とかわいいしっぽを見せあいっこしていましたよ。
さぁ!いよいよゲームのスタートです。四角に囲った線の中から出ないこと、しっぽを取られないように走ることを約束してゲームを始めました。まずは保育者が鬼となり「待て待て~」と声をかけるとうれしそうに走り出しました!
子どもたちは走りながら周りをよく見て、前から、横からやってくる友達とぶつからないように隙間を見つけて走っていましたよ。どうやらとんぼとんぼなどの目標物に向かって走る遊びとは一味ちがう様子です。いつもは疲れてしまうと途中でゆっくり歩いている子もゲームに夢中になって自然と長い時間身体を動かし、たくさん走ってくれました。うれしい発見です!!「わたし、ずーっと走っちゃったよ!」という顔は誇らしげ!楽しそうな笑顔がとても素敵でした。中には先生の真似をし、自分も鬼になって友達のしっぽを追いかける子も!逃げるよりも追いかける・・・違う楽しさに気づいたようです。
「もう1回しようよ!」子どもたちからそんな声が上がって2回目。走って逃げるのにもスピードが出てきます。取られないよう方向転換したり、後ろを気にして鬼が近づいたときにスピードを出したり考えて取り組んでいました。
楽しそうに逃げる子がいる一方で、初めから「鬼がいい!」と鬼役になり、先生と一緒に追いかけまわしていた子は、友達のしっぽをよく見て追いかけて、夢中になって走ります。「よいしょ!」「とれたーー!」と縄を上に掲げ、見せてくれる姿が見られました。どちらの役も一生懸命!みんなで楽しく身体を動かすことができました。
実はこのしっぽ取りゲーム、枠の中で逃げようとすることで方向転換を繰り返し、転びにくい身体や体幹づくりをしたいという保育者の願いから取り入れた遊びでした。
遊びの中で子どもたちが自然と身体の使い方を身につけられるよう、これからも工夫していきたいです。