2歳児ひよこ組 みんなで体幹遊び
幼稚園では体幹を主題に研究を行っています。今年のひよこ組のテーマは「バランスを崩さず走る力を養う」です。これは年少組でも同じテーマで研究しています。
ひよこ組では転ばないように走ったり遊んだり出来るようになってほしい、もしも転んでしまった時は手をついて自分を守ってほしいという願いのもと外遊びや日頃の保育の中で体幹を意識した遊びを取り入れています。
まずは片足立ちです。最初はバランスをとることが難しく、机や壁などに手をついたり寄りかかったりしていた子どもたち。回数を重ねるたびフラフラとしながらもバランスを取りながら立てるように。今は「1,2,3…」と数えながら何秒立てるかチャレンジしています。
また、太鼓橋にぶらさがることにも挑戦しています。足を離すことが怖かった子もいましたが繰り返すうち、みんながぶら下がれるようになりました。こちらも「1,2,3・・・」と数えてくれます。お友だちがやっていると周りで「1,2,3」と数えてくれる子もいます。
そして、園庭ではフラッグコーンを目印によーいどんをしたり、くねくね道の上を線をはみ出さないように走ったりしながら、まっすぐ走る、線上を走る遊びもしています。初めははみ出てしまったり、目標物がわからなくなってしまう子もいましたが、繰り返すうち、ルールの理解が出来てくるとできるようになってきました。
そこで、待て待て~!とお友だちや先生を追いかける遊びをしてみるとちゃんとお友だちを追いかけて走っています。「とんぼとんぼ、ゾウさんにとまれ~」と目標物にタッチするゲームをして楽しむことも増えました。「とんぼとんぼ、○○くんにとまれ~」最近は目標物を友達や先生にすることで動く目標物に向かって走ったり、体の向きを変えたりしながら体を動かしています。
もちろん遊びの中で転んでしまうこともあり、上手に手をついて転んだりする子が増えてきた一方で顔から転んでしまう子もいます。でも、自分で立ち上がれる子が増えたように感じます。転んでも、泣かないで頑張る子もいます。一人一人に寄り添いながらバランスを崩さず走る力を養うため様々な遊びを取り入れていきたいです。